生地幅 |
約150cm |
素材 |
綿71%、ナイロン27%、ポリウレタン2% |
ゆうパケット(250円+税)可能サイズ |
250cm |
「Special Price 商品」は、取引先さまの計らいによりお買い求めやすくなった商品です。品質等に問題はなく、通常は、より高価な商品です。
当店類似商品価格帯より、お求めになりやすい価格で販売しております、小さな難がありましても(小さな織り傷、糸の混入など)、そのまま販売させて頂きます。
取引先在庫があれば、再入荷できますが、他商品に比べ再入荷できない場合が多いです。(取引先在庫によります)
カジュアルで軽やかな着心地のラチネ織りストレッチ
Vardhman(バルドマン)
1965年創業のインド最大の紡績グループの一つ「Vardhman(バルドマン)」と国内大手生地商社が、企画段階から共同開発した素材です。
ラチネ織り
織りは、ラチネ織りを採用。ラチネは、織りの名称で、変わり織の一種です。
ラチネ織りは、平織や綾織より、生地の表面に、かすかなふくらみ感が有り、平べったくない趣きのある生地に織り上がります。
繊細な織りなので、パッと見た感じで、織り(模様)は確認できませんが。
天然素材&無地服中心のアパレルブランドでは、より特性を打ち出すために、ラチネ織りのニーズが高いです。
心地よい軽さ/ナイロン混素材
コットンとナイロンの混紡素材で、とにかく軽量です。
同程度の生地厚や、類似特徴を持つ生地と比較しても軽量で、完成作品着用時「心地よい軽さ」を感じます。
昨今、コットンナイロン素材は、大人向けカジュアルブランド(メンズもレディースも)で、ライトアウターやスカート・パンツ等に採用される事が多く注目されています。
コットン/ナイロン、それぞれの良さ
コットンの柔らかな風合い・パッと見た時の天然素材らしさ、ナイロンの軽さ・刺激に対して抵抗力が高いため繰り返し着用しても、劣化しにくく、丈夫という良さを合わせ持っています。
風合いは、コットン優勢
ナイロン混素材ですが、手触りは、コットンの風合い優勢です。
ナチュラルな表面感
ラチネ織りの生地表面のふくらみ感があり、ナチュラルな表面感です。
天然繊維の「洗いざらし感」がお好きなお客様は、ぜひノーアイロンで、お召し下さい。
アイロンは、かかりやすい生地です。
生地厚
生地の厚さは中肉程度です。
一般的なブロード生地より、やや厚手で、(よくある20番手の)チノストレッチやカツラギより薄手です。
透け感
〇エクリュ
他の色に比べ、やや透け感がございます。
エクリュでボトムスやワンピースを製作される場合、裏地を付けたり、ペチコート着用をご検討ください。
中には、この程度の透け感なら、裏地不要と判断されるお客様も、いらっしゃるかもしれません。
(裏地を付ける/付けない、ペチコート着用など、製作される形や、透け具合の許容範囲など個々により、違います。)
〇エクリュ以外
透け感は、ございません。
生地の方向性
生地の織りに方向性は、ございません。差し込み裁断可能です。
適度なハリ
強くなり過ぎない適度なハリがあります。
適度なハリは、完成作品のシルエットをキープしてくれます。
ストレッチ性あり
ポリウレタンが含まれていますので、着用時に心地良いフィット感があり脱ぎ着が楽です。
ポリウレタン2%ですが、ナイロン混素材のポリウレタン2%なせいか、当店の既存商品に多い、素材:綿95%、ポリウレタン5%と同程度のストレッチ性が、ございます。
ほど良い伸縮による、縫製のしにくさはございません。
製作用途
パンツ、スカート全般、羽織物。
適度なストレッチ性がありますので、比較的細身のシルエットの作品製作も可能で、着心地良い作品が製作できます。
他、オールインワン、ジャンスカ、シンプルなワンピース製作など。
心地良い軽さとカジュアル感をいかし、子供服、メンズ服などにも、おすすめです。
水通しテスト
水通し後、タテ/ヨコともに生地の縮みは、ございませんでした。
色落ちなども、ございません。
Made in India
インド最大の紡績グループの一つ「Vardhman(バルドマン)」、初めて聞きました。
というのも、インド製生地を紹介するのは、おそらく、初めてです。
ここからは、余談。
以前、一緒に仕事をしていた姉が、20代の頃からインドに魅せられ、繰り返しインドに出向いていました。
おみやげに、エスニックな柄がプリントされたインド綿をもらう事もしばしば。渡される時いつも「色落ちるかも」「色移り注意してね」と、言われていたような記憶があります。
そうだったとしても、おみやげでもらう分には、特に問題ありませんが、インド製生地に対して、この時の印象がかなり強く刻まれていました。
素材としてのインドコットンは、既に世界でも有名です。ただ、過去の印象が強く、あえてインド製の生地を探し仕入れ、紹介する機会はありませんでした。
紹介に至る決め手/質感と国内大手生地商社
取引先に生地を紹介してもらう時、一度にたくさんの生地を、次から次に確認していきます。
まず、生地質を確認、幅や素材、色展開や生産国情報は、あえて後で確認します。(その方が、生地本来の質の良し悪しが判断できるような気がして)
この度の仕入れのタイミングに、出会ったインド製の「バルドマン ラチネストレッチ」は、たくさんの仕入れ候補の生地の中で、質の良さが、際立ち、当店のお客様の好みだろうと判断しました。
当初、インド製という不安はありましたが、生地を仕入れ販売する人なら、誰でも知っている国内大手生地商社との共同開発素材であった事が安心材料になり、
いつもより、注意深く念入りに水通しテスト(縮み、色落ち、質感の変化)をし、紹介に至りました。
作品事例のワイドクロップドパンツも、とても素敵に完成しました。適度な生地のハリで仕立て映えし、心地よい軽さのある着心地のよい作品が完成したように思います。
カラー展開
・エクリュ(ごく淡いアイボリー系のお色)
・ソフトグレー(落ち着いた、淡いグレー)
・ミリタリーグリーン(カーキー程淡色ではなく、オリーブ程濃色でもない、渋いグリーン)
・ブラック